【問】 宅地建物の税に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1  不動産取得税の免税点は、土地の取得にあっては、30万円である。

2  譲渡した年の1月1日において所有期間5年を超える居住用財産(土地)を、収用事業のため、地方公共団体等に譲渡した場合、居住用財産を譲渡した場合の3,000万円特別控除の適用を受けるときは、優良住宅地造成等のために土地を譲渡した場合の軽減税率の特例の適用を受けることができない。

3  新築住宅、既存住宅で自己の居住の用に供する住宅で、床面積が50㎡以上である等一定要件を満たせば、登録免許税率の軽減を受けることができる。

4  店舗の賃貸借契約に敷金を受取り、敷金の領収書(記載金額500万円)を作成した場合、その領収書に「賃借人が退去する際に返還する」旨が記載されている場合でも印紙税が課せられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】  正解  1

1  誤り。不動産取得税の免税点は、土地の取得にあっては、10万円である。

2 正しい。所有期間5年を超える居住用財産(土地)を収用事業のため地方公共団体等に譲渡した場合、居住用財産を譲渡した場合の3,000万円特別控除の適用を受けるときは、優良住宅地造成等のために土地を譲渡した場合の軽減税率の特例の適用を受けることができない。

3  正しい。登録免許税の軽減税率の特例である。

4  正しい。記載金額が5万円以上の領収書には、原則として印紙税が課せられる。