【問】 建築物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1  建築物(換気設備を設けるべき調理室等を除く)に設ける自然換気設備において、給気口は、居室の天井の高さの2分の1以下の高さの位置に設け、常時外気に開放された構造としなければならない。

2  枠組壁工法は、主に柱の耐力によって地震などの外力に抵抗する方式であるため耐震性が高い。

3  杭基礎は、建築物自体の重量が大きく、浅い地盤の地耐力では建築物が支えられない場合に用いられる。

4  屋上広場又は2階以上の階にあるバルコニーその他これに類するものの周囲には、安全上必要な高さが1.1m以上の手すり壁、さく又は金綱を設けなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】  正解    2

1  正しい。記述の通り(建基法施行令129条の2の6第1項2号)。

2  誤り。枠組壁工法は、床、壁、天井、屋根などがパネル化している構造で構造強度が強く、耐震性が高い。主に柱の耐力によってではない。

3  正しい。杭基礎は、建築物自体の重量が大きく、浅い地盤の地耐力では建築物が支えられない場合に用いられる。

4  正しい。記述の通り。