【問】 住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1  高齢者が自ら居住する住宅の改良に係る機構の貸付金の償還は、死亡時に一括償還をする方法によることができる。

2 機構は、災害復興建築物の建設若しくは購入に必要な資金の貸付を行なうことができるが、被災建築物の補修に必要な資金の貸付を行なうことはできない。

3 機構は、賃貸住宅の建設及び改良に必要な資金の貸付を行なうことはできない。

4 機構は、証券化支援業務、住宅融資保険法による保険業務が主な業務であり、個人の自ら居住する住宅の改良に必要な資金の貸付を行なうことはできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】   正解    1

l  正しい。高齢者が自ら居住する住宅の改良に係る機構の貸付金の償還は、死亡時に一括償還をする方法によることができる。

2  誤り。機構は、災害復興建築物の建設若しくは購入に必要な資金、被災建築物の補修に必要な資金の貸付けを行うことができる。

3  誤り。機構は、一定の賃貸住宅の建設・改良について必要な資金を貸付けることができる(子供を育成する家庭や高齢者の家庭に適した良好な居住性能・居住環境を有する賃貸住宅等)。

4 誤り。個人の住宅の改良であっても、耐震性向上目的の住宅の改良や高齢者の家庭に適した良好な居住性能・居住環境を有することを主たる目的とする住宅の改良等について、必要な資金の貸付けを行なうことができる。