【問】　都市計画法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【問】　都市計画法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1　田園住居地域とは、農業の利便の増進を図りつつ、これと調和した低層住居に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域である。

2　特別用途地区は、用途地域内の一定の地区における当該地区の特性にふさわしい土地利用の増進、環境保護等の特別の目的の実現を図るため当該用途地域の指定を補完して定める地区である。

3　特定用途制限地域は、用途地域が定められていない土地の区域(市街化調整区域を除く)内において、良好な環境の形成又は保持のため、その地域の特性に応じて合理的な土地利用が行われるよう特定の用途の建築物・工作物の制限を行う地域をいう。

4　高層住居誘導地区は、住居と住居以外の用途とを適正に配分し、利便性の高い高層住宅の建設を誘導するため、第1種中高層住居専用地域及び第2種中高層住居専用地域に定められる地区である。

【解答】　正　解　4

1　正しい。田園住居地域とは、農業の利便の増進を図りつつ、これと調和した低層住居に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域である。

2　正しい。特別用途地区は、用途地域内の一定の地区における当該地区の特性にふさわしい土地利用の増進、環境の保護等の特別の目的の実現を図るため当該用途地域の指定を補完して定める地区である。

3　正しい。記述の通り。特定用途制限地域は、用途地域が定められていない土地の区域(市街化調整区域を除く)内において定められる。

4　誤り。高層住居誘導地区は、住居と住居以外の用途とを適正に配分し、利便性の高い高層住宅の建設を誘導するため、第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、近隣商業地域又は準工業地域に定められる地区である。