【問】 建築基準法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 準防火地域内において耐火建築物等を建築する場合、建蔽率の緩和(10%加算)は適用されない。
2 準防火地域内において、高さが5mの広告塔を設ける場合は、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない。
3 準防火地域内にある建築物は、外壁が耐火構造であれば、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。
4 準防火地域内においては、地階を除く階数が3、延べ面積が500㎡の共同住宅は、耐火建築物等としなければならない。
【問】 正解3
1 誤り。準防火地域内の耐火建築物等又は準耐火建築物等は建蔽率が10%加算される。
2 誤り。看板や広告塔の規制は、防火地域内においてのみ適用される。準防火地域内では適用されない。よって、本肢の広告塔については、不燃材料を用いる必要はない。
3 正しい。防火地域又は準防火地域内にある建築物は、外壁が耐火構造であれば、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。
4 誤り。準防火地域内においては、地階を除く階数が3、延べ面積が500㎡の共同住宅は、耐火建築物等又は準耐火建築物等としなければならない。