【問】 建築基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 建築主事は、建築主から建築確認の申請書を受理した場合、特殊建築物及び大規模建築物の場合は、35日以内、その他の場合は7日以内に申請に係る建築物の計画が建築基準法などに適合するかどうかを審査しなければならない。
2 建築主事は、建築主から建築確認の申請書を受理した場合、一定期間内に建築物の計画が建築基準法などに適合するかどうかを審査しなければならず、合理的な理由があるときでも、審査期間を延長することができない。
3 建築主は、建築工事が、3階以上の共同住宅における2階の床及びこれを支持するはりに鉄筋を配置する工程その他の工程で特定行政庁が指定する工程(特定工程)を含む場合、それら特定工程にかかる工事を終えたときは、その日から4日以内に建築主事に到達するように、中間検査申請書を提出しなければならない。
4 建築主事は中間検査申請書を受理した場合、その日から4日以内にその申請に係る工事中の建築物等が建築基準関係規定に適合するかどうかを検査しなければならない。
〔問〕 正 解 2
1 正しい。記述のとおり(6条4項)。
2 誤り。上記の審査期間内に確認済証を交付することができない合理的な理由があるときは、35日以内の範囲内でその期間を延長できる(6条6項)。
3 正しい。建築主は、建築工事が次の各工程(特定工程)を含む場合に、当該特定工程に係る工事を終えたときは、中間検査を申請しなければならない(7条の3)。
① 階数が3以上の共同住宅の2階の床及びはりに鉄筋を配置する工事の工程(施行令11条)
② ①以外で特定行政庁が指定する工程
4 正しい。記述のとおり(7条の3)。