【問】　都市計画法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1　開発許可を受けた開発行為によって設置された公共施設の用に供する土地は、工事完了の公告の日の翌日において、その公共施設の市町村に帰属する。

2　建築物等の建築等を行わない青空駐車場の用に供する目的で行う土地区画形質の変更ついては、一切、開発許可を受ける必要はない。

3　開発許可を受けた開発区域内の土地について、工事完了の公告があるまでは、都道府県知事の許可を受けなければ、当該土地を分譲することはできない。

4　民間事業者が土地区画整理事業の施行として行う開発行為で、一定規模以上のものについては開発許可を受けなければならない。

【解答】　正　解　2

1　誤り。開発行為によって設置された公共施設の用に供する土地は、工事完了の公告の日の翌日において、その公共施設の管理すべき者(国又は当該地方公共団体)に帰属する。

2　正しい。建築物等の建築等を行わない青空駐車場の用に供する目的で行う土地区画形質の変更は、開発行為に該当せず開発許可を受ける必要はない。

3　誤り。開発区域内の土地について、工事完了の公告があるまでの間は、原則として建築物等の建築はできないが、土地の分譲についての制限はない。

4　誤り。土地区画整理事業の施行として行う開発行為は、許可不要である。