【問】 宅地建物取引士証(以下この問において「取引士証」という)に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、正しいものはいくつあるか。
ア 取引士証の交付を受けている者が資格登録の移耘をしたときは、その者の取引士証は効力を失い、速やかにその交付を受けた都道府県知事に返納しなければならない。
イ 取引士証の更新の申請をせず、有効期間の満了後30年を経過したときでも、そのことを理由として資格登録を消除されることはない。
ウ 取引士は、事務の禁止処分を受けたときは、速やかに取引士証を事務禁止処分を行った都道府県知事に提出しなければならない 。
エ 取引士証の交付を受けている者が資格登録の移転の申請とともに取引士証の交付申請をした場合、新たに交付される取引士証の有効期間は、従前の取引士証の残存期間である 。
1 一つ
2 二つ
3 三つ
4 全部
【問】 正解 3
ア 正しい。取引士証の交付を受けている者が資格登録の移転をしたときは、その者の取引士証は効力を失い、速やかにその交付を受けた都道府県知事に返納しなければならない。
イ 正しい。取引士証の更新の申請は任意である。更新をせず何年経過しようと、そ
ウ 誤り。事務の禁止処分は事務を管轄するところにおける都道府県知事もすることができるが、提出はあくまでも取引士証の交付を受けた都道府県知事にしなければならない。
エ 正しい。取引士証の交付を受けている者が資格登録の移転の申請とともに取引 士証の交付申請をした場合、新たに交付される取引士証の有効期間は、従前の取引士証の残存期間である。
よって,正しいものはアイエの三つであり、3が正解である。