【問】 宅地建物取引業者が宅地建物取引業法第35条に規定する重要事項について説明する場合における次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 建物の貸借の媒介において、当該建物について石綿が使用されていない旨の調査結果が記録されているときは、その旨を借主に説明しなくてもよい。
2 建物の貸借の媒介において、当該建物が宅地造成等規制法の規定により指定された造成宅地防災区域内にあるときは、その旨を借主に説明しなければならない。
3 宅地の売場の媒介において、水防法に基づく水害ハザードマップにおける当該宅地の位置（所在地）について、市町村等が作成等していないときは、市町村への照会をもっても調査したことにならない。
4 宅地の売買の媒介において、当該宅地の瑕疵を担保すべき責任の履行に関し保証保険契約の締結等の措置を講じないときは、その旨を買主に説明しなくてもよい。
【問】 正解 2
l 誤り。建物について石綿の使用の有無が記録されているときは、貸借の場合であってもその旨を説明しなければならない。
2 正しい。建物が造成宅地防災区域内にあるときは、貸借の場合であっても、その旨を説明しなければならない。
3 誤り。水害ハザードマップについて、市町村が作成等していない場合でも、市町村への照会は必要で、その照会をもって調査したこととされる。
4 誤り。宅地の売買の媒介において、当該宅地の瑕疵を担保すべき責任の履行に関し保証保険契約の締結等の措置を講じないときは、その旨を説明しなければならない。
