【問】 宅地建物の統計等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
l 令和3年地価公示(国土交通省公表)によれば、令和2年の1年間の地価は、全国平均で住宅地がマイナス、商業地がプラスとなり、住宅地は引き続き下落しているが、商業地は上昇に転じた。
2 建築着工統計(国土交通省)によれば、令和2年の新設住宅着工戸数は815,340戸で、前年度比では9.9%減となり、4年連続の減少となった。
3 建築着工統計(国土交通省)によれば、令和2年の貸家は、306,753戸で前年比10.4%減、3年連続の減少となった。
4 法人企業統計年報(令和2年10月公表 財務省)によれば、令和元年度における不動産業の売上高は45兆3,835億円で、前年度比2.5%減収となった。
【問】 正解 1 l 誤り。令和2年1年間の地価は、全国平均では、全用途平均は6年ぶりに下落に転じた。用途別では、住宅地は5年ぶり、商業地は7年ぶりに下落に転じた。
2 正しい。建築着工統計(国土交通省)によれば、令和2年の新設住宅着工戸数は815,340戸で、前年比では9.9%減となり、4年連続の減少となった。
3 正しい。貸家は306,753戸で前年比10.4%減、3年連続の減少となった。
4 正しい。法人企業統計年報(令和2年10月公表 財務省)によれば、令和元年度における不動産業の売上高は約45兆3,835億円で、前年度比2.5%減収となった。