【問】 不動産取得税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1  不動産取得税は、不動産の取得に対して、取得者の住所地の都道府県が課する税であるが、その徴収は普通徴収の方式がとられている。

2  令和3年7月に中古住宅とその敷地を取得した場合、当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から1/2に相当する額が減額される。

3  土地に定着した工作物又は立木はそれ自体では不動産取得税の課税対象とはならないが、土地と同時に取引される場合には、不動産取得税の課税対象となる。

4  家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合、当該改築により増加した価格を課税標準として不動産取得税が課税される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【問】   正解    4

1  誤り。不動産取得税は、不動産の取得に対して、取得した不動産所在の都道府県が課する税であり、取得者の住所地の都道府県ではない。

2  誤り。宅地評価の土地を取得した場合は、課税標準を土地の価格の2分の1とする不動産取得税の特例はあるが、税額から2分の1に相当する額が減額される特例はない。

3  誤り。土地の定着物である立木、工作物等は不動産取得税の課税対象にならない。

4  正しい。 家屋の改築をもって家屋の取得とみなした場合には,課税対象となる。