【問】 開発許可に関する次の記述のうち、都市計画法の規定によれば、誤っているものはどれか。なお、この問における都道府県知事とは、地方自治法の指定都市等にあっては、それぞれの指定都市等の長をいうものとする。
１ 開発許可を申請しようとする者は、あらかじめ、開発行為に関係がある公共施設の管理者と協議し、その同意を得なければならない。
２ 開発許可の取消しの訴えは、当該開発許可についての審査請求に対する開発審査会の裁決を経たあとでなければ、提起することはできない。
３ 開発許可を受けた者は、開発行為に関する工事を廃止したときは、遅滞なく、その旨を都道府県知事に届け出なければならない。
４ 開発許可を受けようとする者が都道府県知事に提出する申請書には、工事施工者を記載しなければならない。
【問】 正解２
１ 正しい。開発許可を申請しようとする者は、あらかじめ、開発行為に関係がある公共施設の管理者と協議し、その同意を得なければならない。
２ 誤り。開発行為の取消しの訴えは、当該開発許可についての審査請求に対する開発審査会の裁決を経る前であっても提起することができる。
３ 正しい。開発許可を受けた者は、開発行為に関する工事を廃止したときは、遅滞なく、その旨を都道府県知事に届け出なければならない。
４ 正しい。開発許可申請書には、開発区域、予定建築物の用途、開発行為に関する設計、工事施工者を記載しなければならない。
