【問】 固定資産税に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 200㎡以下の住宅用地に対して課する固定資産税の課税標準は、固定資産課税台帳に登録された価格の6分の1の額とする特例措置が講じられている。

2 国会議員及び地方公共団体の議会の議員は、固定資産評価委員を兼ねることはできない。

3 固定資産税の納税者は、その納付すべき当該年度の固定資産税に係る固定資産について固定資産課税台帳に登録された価格について不服がある場合においては、総務大臣に審査の申出をすることができる。

4 質権が設定されている土地では、土地の所有者ではなく、質権者が納税義務者となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【問】 正解3

1 正しい。200㎡以下の住宅用地に対して課する固定資産税の課税標準は、固定資産課税台帳に登録された価格の6分の1の額とする特例措置が講じられている。

2 正しい。国会議員及び地方公共団体の議会の議員は、固定資産評価委員を兼ねることはできない。

3 誤り。固定資産課税台帳に登録された価格について不服がある場合においては、審査の申出は、総務大臣ではなく、固定資産評価審査委員会に対して行う。

4 正しい。質権が設定されている土地では、土地の所有者ではなく、質権者が納税義務者となる。なお、100年より長い存続期間の定めのある地上権が設定されている土地では、地上権者が納税義務者となる。