【問】 都市計画法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 都道府県知事は、開発登録簿を常に公衆の閲覧に供するよう保管し、請求があったときは、その写しを交付しなければならない。
2 開発行為の許可又は不許可の処分に関して不服がある者は、都道府県都市計画審議会に対して審査請求することができる。
3 都道府県知事が、用途地域の定められていない土地の区域における開発行為について開発許可をするに当たり、建築物の敷地、構造及び設備に関する制限を定めた土地の区域内においては、都道府県知事の許可を受けない限りこれらの制限を超える建築物は、建築することができない。
4 開発許可を受けようとする者は、開発区域の位置、区域及び規模、開発区域内における予定建築物等の用途等を記載した申請書を、都道府県知事に提出しなければならない
〔問〕 正 解 2
1 正しい。都道府県知事は、開発登録簿を常に公衆の閲覧に供するように保管し、請求があったときは、その写しを交付しなければならない(47条5項)。
2 誤り。審査請求は、開発審査会に対して行う。尚、不作為についての審査請求は、開発審査会に代えて、当該不作為に係る都道府県知事に対しても行える(50条)。
3 正しい。都道府県知事は、用途地域の定められていない土地の区域内おける開発行為を許可する場合には、建築物の建蔽率、建築物の高さ、壁面の位置その他建築物の敷地、構造および設備に関する制限を定めることができる。尚、この制限が定められたときは、都道府県知事の許可を受けない限り、何人もその区域内では、これらの制限に反する建築物を建築してはならない(41条)。
4 正しい。開発許可を受けようとする者は、開発区域の位置、区域及び規模、開発区域内における予定建築物等の用途等を記載した申請書を、都道府県知事に提出しなければならない(30条)。
