【問】 住宅ローン減税(住宅借入金等特別税額控除)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 居住年又は居住年の前年若しくは前々年に居住用財産を譲渡した場合の3,000万円特別控除の適用を受けている場合、住宅借入金等特別税額控除の適用を受けることができる。
2 居住年又は居住年の前年若しくは前々年に居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の繰越控除の適用を受けている場合、住宅借入金等特別税額控除の適用を受けることができる。
3 一定の居住用家屋の増改築の工事費用が50万円を超える場合、住宅借入金等特別税 額控除の適用を受けることができる。
4 一定の居住用家屋の取得とともに取得する敷地の借入金は、住宅借入金等特別税額控除の適用を受けることができない。
【解答】 正解 2
1 誤り。居住用財産を譲渡した場合の3,000万円特別控除の適用を受けている場合には、住宅ローン減税を受けることはできない。
2 正しい。居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の繰越控除の適用を受けている場合でも、住宅ローン減税を受けることができる。
3 誤り。増改築の工事費用が100万円を超える場合には、住宅ローン減税を受けることができる。
4 誤り。一定の居住用家屋の取得とともに取得する敷地の借入金も、住宅ローン減税を受けることができる。