【問】 建築基準法に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
1 地盤面下に設ける建築物については、道路内に建築することができる。
2 建築物の地階で住宅の用途に供する部分については、当該建築物の住宅の用途に供する部分の床面積の合計の5分の1を限度として、容積率の計算上の延べ面積に算入しないとされるが、その地階の天井が地盤面からの高さ1m以下にあることが条件とされている。
3 市町村は地区計画の地区整備計画が定められている区域内において、条例で建築物の用途制限を強化又は緩和することができる。
4 建築物の敷地が都市計画で定められた計画道路に接する場合、又は当該敷地内に計画道路がある場合で、特定行政庁が許可した建築物については、当該計画道路を前面道路とみなして容積率に係る規定が適用される。
【解答】 正解 2
l 正しい。地盤面下に設ける建築物については、道路内に建築することができる。
2 誤り。5分の1ではなく3分の1を限度として容積率が緩和される。
3 正しい。市町村は地区計画の地区整備計画が定められている区域内において、条例で建築物の用途制限を強化又は緩和することができる。
4 正しい。特定行政庁が許可した建築物については、計画道路を前面道路とみなして容積率に係る規定が適用される。