【問】 独立行政法人住宅金融支援機構（以下この問において「機構」という。）に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
１ 証券化支援事業（買取型）の住宅ローン金利は、長期固定金利であるが、その金利は、金融機関によって異なる場合がある。
２ 機構は、住宅の建設、購入、改良若しくは移転（以下この問において「建設等」という。）をしようとする者又は住宅の建設等に関する事業を行う者に対し、必要な資金の調達又は良質な住宅の設計若しくは建設等に関する情報の提供、相談その他の援助を業務として行っているが、この業務は金融機関や地方公共団体などに委託することはできない。
３ 機構が証券化支援事業（買取型）により譲り受ける貸付債権は、自ら居住する住宅を建設する者に対する貸付けに係るものでなければならない。
４ 機構は、住宅の建設又は購入に必要な資金を貸付けに係る金融機関の貸付債権の譲受けを業務として行っているが、当該住宅の建設又は購入に付随する土地又は借地権の取得に必要な資金の貸付けに係る貸付債権についても譲受けの対象としている。
【問】 正解３
１ 正しい。住宅ローン金利は、長期固定金利であるが、その金利は、金融機関によって異なる場合がある。
２ 正しい。機構は、住宅資金情報の提供や相談等の援助業務を行う。この業務は、金融機関や地方公共団体等に委託できない。
３ 誤り。機構が譲り受ける貸付債権は、自ら居住する住宅又は親族の居住の用に供する住宅を建設・購入する者に対する貸付けでなければならない。
４ 正しい。機構は、住宅の建設又は購入に付随する土地又は借地権の取得に必要な資金の貸付債権についても譲受けの対象としている。
