【問】　不動産登記に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1　区分建物における規約共用部分の登記は、その旨を当該建物の登記記録の表題部に記録されることにより表示される。

2　1棟の建物を区分した建物の登記簿の表題部に記載された所有者から所有権を取得したことを証する者は、自己の名義に当該建物の所有権保存登記を申請することができる。

3　区分建物について敷地権の表示を登記したときは、敷地権の目的である土地の登記記録中権利部の相当区に、敷地権たる旨の登記をしなければならない。

4　区分建物における法定共用部分の登記は、その旨を当該建物の登記記録の表題部に記録されることにより表示される。

〔問〕　正　解　4

1　正しい。区分建物における規約共用部分の登記は、その旨を当該建物の登記記録の表題部に記録されることにより表示される。

2　正しい。1棟の建物を区分した建物の登記簿の表題部に記載された所有者から所有権を取得したことを証する者は、自己の名義に当該建物の所有権保存登記を申請することができる。

3　正しい。区分建物について敷地権の表示を登記したときは、登記官は職権で敷地権の目的である土地の登記記録中権利部の相当区(所有権の敷地は甲区に、地上権・賃借権の敷地は乙区)に、敷地権たる旨の登記をしなければならない。

4　誤り。区分建物における法定共用部分は登記することができない。