【問】 開発許可に関する次の記述のうち、都市計画法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 開発許可を受けた者は、開発行為に関する工事を廃止したときは、遅滞なく、その旨を都道府県知事に届け出なければならない。

2 開発許可を受けた者は、開発区域の全部について開発行為に関する工事を完了したときは、都道府県知事に届け出なければならない。

3 開発許可を受けた者は、当該開発区域内における予定建築物の用途を変更しようとするときは、都道府県知事の変更の許可を受けなければならない。

4 開発許可を受けた者は、当該工事の完成予定年月日を変更したときは、都道府県知事の変更の許可を受けなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔問〕 正 解 4

1 正しい。開発許可を受けた者は、開発行為に関する工事を廃止したときは、遅滞なく、その旨を都道府県知事に届け出なければならない(38条)。

2 正しい。開発許可を受けた者は、開発区域の全部について開発行為に関する工事を完了したときは、都道府県知事に届け出なければならない(36条1項)。

3 正しい。開発許可を受けた者は、当該開発区域内における予定建築物の用途を変更しようとするときは、都道府県知事の変更の許可を受けなければならない。ただし、開発許可不要な用途の建築物に変更する場合には許可は不要である(35条の2・1項)。

4 誤り。工事の完成予定年月日の変更は、軽微な変更に当り、変更の許可は必要でないが、遅滞なくその旨を都道府県知事に届け出なければならない(35条の2・1項,3項)。