抵当権【抵当権の実行方法】 2016年7月24日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の実行方法 (1) 契約による抵当権の実行 当事者間の契約により任意の方法で換価し、又は目的物の所有権を抵当権者に帰属させる方法によってもよい(流抵当、抵当直流という)。 (2) 競売等……抵当権実行に関する特約が […] 続きを読む
抵当権【抵当権の優先弁済の順序】 2016年7月24日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の優先弁済の順序 抵当権相互間の順位……登記の前後による(民373Ⅰ) 抵当権の順位の変更は各抵当権者の合意によりできる、但し利害関係を有する者あるときはその承諾を得てできる(民373Ⅱ)。 順位の変更は登記が効力 […] 続きを読む
抵当権【抵当権の被担保債権の範囲】 2016年7月24日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の被担保債権の範囲 抵当権で担保される債権の範囲は、元本債権と満期となる最後の2年分の利息である(374条1項本文)。利息以外の定期金(地代、家賃等)も含まれる。 元本1千万円、利息年1割、10年満期、7年目以降の […] 続きを読む
抵当権【抵当権の効力が及ばない場合】 2016年7月24日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の効力が及ばない場合 (イ) 土地に抵当権が設定された場合における、抵当地上の建物。 土地に抵当権が設定された場合においても、その抵当権は建物には及びません。土地と建物は一体という気がするかもしれませんが、土地と建 […] 続きを読む
抵当権【抵当権の効力の及ぶ範囲】 2016年7月15日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の効力の及ぶ範囲 抵当権の効力は、目的不動産に附加して一体となった物に及ぶ(370条本文)。 ※1.附加一体物……庭石や植木、建物の増築部分など。抵当権が設定された時の物だけでなく、設定後に附加された物にも抵当権の […] 続きを読む
抵当権【抵当権の成立・対抗要件】 2016年7月15日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の成立・対抗要件 (1) 抵当権は、債権者と債務者または第三者(物上保証人)との設定契約によって成立する諾成契約であり、当事者間では登記がなくても有効に成立する。 (2) 抵当権の第三者に対する対抗要件は登記である […] 続きを読む
抵当権【抵当権の目的】 2016年7月15日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の目的(民法で定められているもの) 不動産(土地・建物)の所有権、地上権、永小作権が目的となる(369条)。 ※1 共有の持分権も所有権の一種として目的になる。 ※2 賃借権や地役権などは、登記されているときでも抵 […] 続きを読む
抵当権【抵当権の性質】 2016年7月15日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の性質 附従性、随伴性、不可分性、物上代位性がある。 附従性 担保される債権があって初めて成立し、「債権が消滅すれば抵当権も消滅する」 随伴性 債権が移転すれば、担保物権も移転する。 不可分性 債権の全部の弁済があ […] 続きを読む
【抵当権】 2016年7月11日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 【重要度A】 抵当権というのは、債権者が一定の物を担保としてとるが、債権者がその物を取り上げずに持主やその物を担保として提供した第三者にそのまま使わせておき、貸した金を返してもらえないときに、この担保にとった物を金銭に換 […] 続きを読む
担保物件【質権】 2016年7月11日 宅建試験 担保物件 権利関係 民法 質権 【重要度C】 質権とは、債務者の財産(テレビ、不動産、預金通帳等)を預かっておいて、債務の返済がないときにはその預かっておいた財産から優先弁済を受ける権利です。質権設定契約は、目的物を質権者(債権者)に引き渡さなけ […] 続きを読む