抵当権【抵当権の消滅】 2016年7月25日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の消滅 (1) 時効消滅に関する特則 抵当権は、債務者及び抵当権設定者に対しては、その抵当権によって担保されている債権と同時でなければ消滅時効にかからない(民396)。 ※ 抵当権付きの不動産を取得した第三者との関 […] 続きを読む
抵当権【抵当地上の建物の競売権(一括競売権)】 2016年7月25日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当地上の建物の競売権(一括競売権) 【重要度A】 更地に抵当権を設定した後に建物を建てた場合 更地に抵当権を設定した後、その設定者または設定者以外の者(建物所有者が抵当地について、抵当権者に対抗できる権利を有する場合を […] 続きを読む
抵当権【法定地上権】 2016年7月25日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 意義 抵当権が実行されて土地と建物とが別の所有になった場合、その建物のために、その土地の上に法律上当然に地上権が生ずるという制度である(388条)。 法定地上権成立の要件(民388) 【重要度A】 ① 抵当権設定当時から […] 続きを読む
抵当不動産の第三取得者の保護【抵当権消滅請求の手続・効果】 2016年7月25日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権消滅請求の手続 抵当不動産の第三取得者は、抵当権消滅請求をするときは、登記をした各債権者に対し、次に掲げる書面を送付しなければならない。 ① 取得の原因及び年月日、譲渡人及び取得者の氏名及び住所並びに抵当不動産の性 […] 続きを読む
抵当不動産の第三取得者の保護【抵当権の消滅請求】 2016年7月25日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の消滅請求 抵当権が設定されている不動産の所有権を取得した第三者は、抵当不動産を自ら評価してその評価額を抵当権者に提供して、抵当権の消滅請求をすることができる。そして抵当権者がこれを承諾することによって抵当権を消滅 […] 続きを読む
抵当不動産の第三取得者の保護【代価弁済】 2016年7月25日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 とことん覚える!【重要度B】 抵当不動産についての所有権又は地上権を取得した第三者は、抵当権者の請求によりその代価を弁済して抵当権を消滅させる制度(民377)。 抵当不動産の所有権または地上権を買い受けた第三者Cが、抵当 […] 続きを読む
抵当不動産の第三取得者の保護【代価弁済以外の保護方法】 2016年7月25日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 ① CがBに代わってAに弁済することもできる(第三者弁済)この場合、法定代位が認められる。 ② 抵当権が実行された場合に、Cが競落人になることもできる。 ③ 抵当権が実行されることにより所有権を失ったCは、売主Bに対して […] 続きを読む
抵当不動産の第三取得者の保護【保護の必要性】 2016年7月25日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 保護の必要性 抵当権が設定されている不動産でも、所有者はこれを処分することができ、第三者も善意または悪意で、これを買い受けることがある。ところが債務者が抵当権で担保されている債権を弁済できなかったときは、抵当権が実行され […] 続きを読む
抵当権【抵当権の侵害に対する救済】 2016年7月25日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 抵当権の侵害に対する救済 抵当権者は、債務者または第三者が抵当目的物を損壊するなどの行為をしたため、被担保債権が担保されなくなるおそれが生じた場合には、たとえ弁済期が到来してしなくても、またそれでも被担保債権額に十分であ […] 続きを読む
抵当権【抵当権の処分】 2016年7月24日 宅建試験 抵当権 権利関係 民法 転(てん)抵当(ていとう) 抵当権者はその抵当権をもって自己の債務の担保とすることができる(民375)。その対抗要件は、主たる債務者(もともとの抵当権設定者=原抵当権設定者)に対する通知またはその承諾である(法376条) […] 続きを読む