【問】 次の記述のうち誤っているものはどれか。

1  宅地造成等規制法によれば、宅地造成工事規制区域内において行われる宅地造成に関する工事の請負人は、工事に着手する前に、原則として都道府県知事の許可を受けなければならない。

2  生産緑地法によれば、生産緑地地区内において建築物の新築、改築又は増築を行おうとする者は、原則として市町村長の許可を受けなければならない。

3 河川法によれば、河川保全区域内において工作物の新築又は改築をしようとする者は、原則として河川管理者の許可を受けなければならない  。

4  田園住居地域内の農地(耕作の目的に供される土地をいう)の区域内において、土地の形質の変更、建築物の建築その他工作物の建設又は土石その他政令で定める物件の堆積を行おうとする者は、市町村長の許可を受けなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【問】   正解    1

l 誤り。宅地造成等の工事の許可を受けなければならないのは造成主であって、工事請負人ではない(宅造法8条1項)。

2 正しい。生産緑地地区内において建築物の新築、改築または増築を行おうとする者は、原則として市町村長の許可を受けなければならない(生産緑地法)。

3  正しい。河川区域、河川保全区域、河川予定地等の工作物の新築または改築等は、原則として河川管理者の許可を受けなければならない(河川法)。

4  正しい。田園住居地域内の農地(耕作の目的に供される土地をいう)の区域内において、土地の形質の変更、建築物の建築その他工作物の建設又は土石その他政令で定める物件の堆積を行おうとする者は、市町村長の許可を受けなければならない。